おはなし②

     六月六日のおはなし

「ぼーうが いっぽん あったとさ」
ゆうちゃんが、お兄ちゃんに教わった絵かき歌をかいていました。
「はっぱかな はっぱじゃないよ かえるだよ」

するととつぜん、ケロケロと声がして、カエルが飛び出してきました。
「ゆうちゃん、あそぼ!」
ゆうちゃんはびっくりしましたが、おもしろそうなので遊ぶことにしました。

ふたりはおもちゃ箱を がさごそがさごそ。
「これ、なあに?」カエルが聞きました。
「ヨーヨーだよ。」ゆうちゃんはそういうと、ちっちゃなわっかをゆびにつけて、やってみせました。
ひもがのびて下でくるくるくる、それからびよ~んと上にまきあがりしまた。
カエルはそれに合わせて、ぴょ~んと跳び上がりました。
くるくる びよーん いっしょに ぴょ~ん。
くるくる びよーん いっしょに ぴょ~ん。
そのうちふたりで大笑い。
「これ、おもしろいね。」カエルは気に入ったようです。

次に見つけたのはラッパでした。
「これなら、ぼくにもできそうだ。」カエルはそういってふいてみました。
ぷす~ぷす~
なかなかうまく音が出ません。
ゆうちゃんがやってみました。
プープープー
いい音が出ました。

カエルは「ゆうちゃん、じょうず!おけいこの先生になって!」といいました。
ゆうちゃんは先生といわれてうれしくなって、得意になって教えてあげました。
プープープー はい ぷす~ぷす~ぷす~
もう一回
プープープー はい ぷす~ぷす~ぷす~
何回かやっていくうちに、ついに
「プープープー わぁい、ぼくにもできた!」
カエルはおおよろこびでそういうと、
「よーし、ラッパをふいて行進だ~!」と家を飛び出していきました。
ゆうちゃんもいそいであとをついていきました。

マーチ マーチ ラッパのマーチ プープープー
ふたりは得意になって行進しました。
しばらくしてとつぜん、ゆうちゃんが足を止めました。
「どうしたの?」カエルは聞きました。
「ここのじゃり道・・・このさきにおんぼろアパートがあって・・・こわい道なんだよ。」ゆうちゃんはこたえました。
カエルは「だいじょうぶ。このラッパがあれば、だいじょうぶ。」とずんずん進んでいきました。ゆうちゃんはおそるおそるついていきました。

進んでいくと、こわーいおんぼろアパートが見えました。
すると向こうから、ものすごいいきおいで、近所のわんちゃんが走ってくるのが見えました。
わんちゃんはふたりに目もくれず、いちもくさんに通り過ぎていきました。
それをみたふたりは、急にこわくなって、いちもくさんに家まで走って帰りました。

「あ~こわかった。あんまり急いだから、のどがかわいちゃったよ。」
カエルがそういうと、ゆうちゃんものどがカラカラだったので
「まってて、今、お水、もってくるね。」と台所へ行きました。
コップにお水を入れてもどってみると、
・・・あれれれれ?
どこにもカエルのすがたがありません。
どこへ行ったのでしょう。
紙の上に、かきかけのカエルの絵があるだけ。

ふしぎな気持ちのまま、ゆうちゃんは絵かき歌をつづけました。
「・・・あーっというまに かわいいコックさん!」
コックさんができあがりました。
コックさんをみていたら、なんだかいいにおいがしてきました。
くんくんくん
これはお夕飯のにおいです。
タイミングよく、おかあさんが声をかけました。
「もうすぐごはんができるから、おかたづけしてね~。」
「はーい!」
これからほんわかとあったかい、家族だんらんの夕食の時間がはじまるゆうちゃんでした。

  六月六日は
    兄の日
    かえるの日
    ヨーヨーの日
    楽器の日
    おけいこの日
    恐怖の日
    飲み水の日
    コックさんの日
    ほんわかの日・家族だんらんの日
    斎藤佑ちゃんの誕生日(笑)

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     六月六日のおはなし(おふざけバージョン)

「ぼーうが いっぽん あったとさ」
ゆうちゃんが、お兄ちゃんに教わった絵かき歌をかいていました。
「はっぱかな はっぱじゃないよ かえるだよ」

するととつぜん、ケロケロと声がして、カエルが飛び出してきました。
「ゆうちゃん、あそぼ!」
ゆうちゃんはびっくりしましたが、おもしろそうなので遊ぶことにしました。

ふたりはおもちゃ箱を がさごそがさごそ。
「これ、なあに?」カエルが聞きました。
「ヨーヨーだよ。」ゆうちゃんはそういうと、ちっちゃなわっかをゆびにつけて、やってみせました。
ひもがのびて下でくるくるくる、それからびよ~んと上にまきあがりしまた。
カエルはそれに合わせて、ぴょ~んと跳び上がりました。
くるくる びよーん いっしょに ぴょ~ん。
くるくる びよーん いっしょに ぴょ~ん。
そのうちふたりで大笑い。
「これ、おもしろいね。」カエルは気に入ったようです。

次に見つけたのはラッパでした。
「これなら、ぼくにもできそうだ。」カエルはそういってふいてみました。
ぷす~ぷす~
なかなかうまく音が出ません。
ゆうちゃんがやってみました。
プープープー
いい音が出ました。

カエルは「ゆうちゃん、じょうず!おけいこの先生になって!」といいました。
ゆうちゃんは先生といわれてうれしくなって、得意になって教えてあげました。
プープープー はい ぷす~ぷす~ぷす~
もう一回
プープープー はい ぷす~ぷす~ぷす~
何回かやっていくうちに、ついに
「プープープー わぁい、ぼくにもできた!」
カエルはおおよろこびで、ぴょ~んととびあがりました。

あんまりふいたので、ふたりとも、のどがカラカラ。
ゆうちゃんは「まってて、今、お水、もってくるね。」と台所へ行きました。
コップにお水を入れてもどってみると、
・・・あれれれれ?
どこにもカエルのすがたがありません。
どこへ行ったのでしょう。
紙の上に、かきかけのカエルの絵があるだけ。

ふしぎな気持ちのまま、ゆうちゃんは絵かき歌をつづけました。
「・・・あーっというまに かわいいコックさん!」
コックさんができあがりました。

コックさんをみていたら、なんだかいいにおいがしてきました。
くんくんくん
これはお夕飯のにおいです。
タイミングよく、おかあさんが声をかけました。
「もうすぐごはんができるから、おかたづけしてね~。」
「はーい!おかあさん、きょうはなんのおみそしる?」
ゆうちゃんはおかあさんのおみそしるがだいすき。
おかあさんは大きな声でいいました。
「きょう、ふのみそしるよ~!」
「きょう、ふのみそしるか…うれしいな!」
ゆうちゃんは、スポンジのようなシュワシュワのおふがだいすき。
早く食べたくて、いそいでおかたづけをしました。
これからほんわかとあったかい、家族だんらんの夕食の時間がはじまるゆうちゃんでした。

  六月六日は
    兄の日
    かえるの日
    ヨーヨーの日
    楽器の日
    おけいこの日
    飲み水の日
    コックさんの日
    恐怖の日(きょう ふの…)
    ほんわかの日・家族だんらんの日
    斎藤佑ちゃんの誕生日(笑)